アビスパ福岡 前年度赤字は想定外、広告収入大幅減

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アビスパ福岡の2023年度決算が発表されました。

売上高は過去最高の28億7400万円

(前年度28億2900万円)

(前々年度21億3200万円)

売上高の伸長が微増にとどまり、営業費用がかさんで純損失が9000万円。

Bybit社のユニフォームスポンサー撤退などが響いて、広告収入が24%も落ち込み、9億4600万円となってしまったことが大きかった。

大口案件を一つ落として赤字に転落してしまうのは、中小企業ぽさを感じる。

これで5期連続で赤字を計上。(前々年は計画的)

債務超過が3億9900万円と増えてしまった。(前年比6600万円増)

債務超過は3期連続。

コロナ禍による特別措置が続いているものの、Jリーグは25年度末までの債務超過解消を求めており、解消されなければクラブライセンスを剝奪されてしまう。

そのため、前年度は債務超過分を確実に減らしたかった。

3期連続で入場料収入の過去最高を更新するなど良い面もあるようですが、地方クラブの厳しさを感じます。

賞金をもらえるほどの成績も上げられていたに、この数字はちょっとショックでした。

増資しなければ間に合わない可能性も出てきています。

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