甲斐をベンチに下げる決断をついに行った試合。
ファームで一緒に練習してきた大関と組ませてみようという試行的作戦だったと思いますが、渡邉陸がとんでもない活躍をしてしまった。
シンカー・カーブ・ストレート、野村の一線級のボールを逆方向にあそこまで飛ばす技術がすごすぎる。
この限られたチャンスを生かすメンタルも立派。
大いに盛り上がるベンチの中で、甲斐はさすがにひきつったのかもしれない。
いや、これから甲斐と一緒に競争していくチームになれば本当に大きなことだ。
甲斐の4月の打率は、.140。5月は守備のミスが目立っていた。
甲斐を休ませながら、高いパフォーマンスで起用することが大事なのだと思う。
そして、打線に打撃面でのテコ入れをしたい時に渡邉陸を使っていく。
両選手をうまく起用できるかどうかというベンチワーク技術が、チーム戦力に直結しそうだ。