去年のロッテの躍進は、このチームだけ、外国人野手の活躍があったという側面がある。
コロナ禍という特殊要因もあったが、外国人野手が打線を引っ張ることができたチームは強いものだ。
獲得した外国人助っ人の良し悪しで優勝が決まる、とまでは言い切りたくないものの、結果を残す選手をなんとしても獲得したい。
■怪しいパターン1
オリックスのランディジョンソン型
12年連続で規定打席に到達。7年連続25本塁打以上(2011年 – 2017年)。
ここまでの結果を残した現役バリバリのメジャーリーガーも、衰えが目立ってきて、34才でNPBを選択。
OPSが、.839から.728まで落ちてきたところでNPBに来ても、結果を残しづらい。
正直、今年のホークスのガルビス選手はこのパターンだ。
■怪しいパターン2
ヤクルトのオンドルセク
楽天のゴームズ
MLBで戦ってきた実績とプライドが邪魔をし、首脳陣に悪態をついたり、環境の変化に適応できないで、NPBから逃げることを考える選手。
少なくともこのパターンに陥る選手でないことを確認してから契約すべきである。
精神面に、ガチャ要素はないはずだ。
■成功パターン
タフィ ローズ・・レッドソックスの首脳陣と起用法で合わず来日
カブレラ・・マイナーで長打を放っていたが、ムラがあった
マイコラス・・マイナーでは結果を残すもメジャーではブレークできない状況
・文化や生活様式の違いを受け入れられるか
・チームプレーができるかどうか(ヤクルトはバレンティンのこの部分を評価していたたらしい)
・練習に真面目に参加するか
この3点が、NPBで成功するための必要条件であることは間違いない。