7回・8回・9回のイチかバチかのプレーは、プロ野球の試合の中で、なかなか見られるものではない。
負けたら終わり。無理と分かっても突っ込めという、アンプロフェッショナルなプレーを見せられた。
CS出場するために重要な楽天戦ではなく、無理にマルティネスを今日の試合に先発させたこともギャンブル。
選手もそのギャンブルに乗るしかなく、まるで本当の賭け事のように、チームの借金が増えた。
一方、モイネロと森の投球内容が素晴らしかった。
この2人がいない状態で1年間戦ったというハンデを思い知らされもしたが、これだけ薄っぺらい打線にした打撃コーチとフロントの責任は重い。
工藤監督から出されるであろう進退伺いの取り扱いに悩む前に、チーム戦力の整備の仕方から考え直す必要があるだろう。