前とサロモンソンをベンチに入れずに、勝ち点3をもぎ取った試合であることに、まずもって価値がある。
今シーズンの傾向どおりで、相手が4バックだと、中盤の競り合いでセカンドボール拾えていて、縦の攻撃回数を増やせていた。
山岸の2得点。本人はあえて語っていなかったが、相当にほっとしたはず。
1得点目はハンドの見逃し。2得点目は、遠野のパススピードとタイミングがすばらしく、
いろいろラッキーな面もあったかと思う。
前半6分のビックチャンスで決め切きれなかったところなどにも、不満は残る。
長崎が、エジガル・ジュニオを獲得して、ブーストしている状況だからこそ、山岸の活躍具合が、昇格レースに大きな意味を持っているはずだ。
それと、グティエレスの守備が光っていた。
派手さはないのだが、堅実に90分プレーできる選手。
風貌がどこかゴルゴ13の東郷に似ていて、死角を感じさせない鋭い守備だと、個人的に感じている。