ホークス育成契約から他球団という流れ

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ホークスの4軍制という制度は、球団の豊富な資金力を背景とした強力な仕組み。

育成契約からはい上がり、メジャーに行く選手も生まれれば、FAで数億円の契約を勝ち取れる選手も出てきた。

ただ50人を超える育成契約の選手の中から、本契約を勝ち取れるのは1割未満。

そして、1軍に上がっても突き抜けるような成績を上げないと、結局もとに戻ってしまう厳しさだ。

この環境が厳しすぎて、ホークスの昇格ラインと他球団のそれのレベルがズレてきています。

3年目の三浦投手は、今年7月に支配下登録され、1軍で5試合登板。2軍では防御率1.60で最優秀防御率のタイトルを獲得しているので、明らかに端境にいる選手。

この選手を他球団に取られてしまう事態になってしまっている。かなりの育成コストをかけてきたのに。

ただこれは制度上全く問題ないもの。選手の権利ですから何も言えませんが、さっきの突き抜けるレベルの選手が出てこないと供給ばかりになってしまいそうです。

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