城後の歴史はアビスパの歴史。
国見高校からアビスパに入り、そのあとは、アビスパのJ2最終的年にあたる2020年までレギュラークラスで活躍。
フォワードをしたり、サイドを担当したり、ボランチを任されたり。
さらには、2013年の熊本戦では、水谷選手の負傷によりゴールキーパーまで任されたこともある、アビスパの生き字引のような選手。
アビスパに加入してくるどの選手も、練習中の城後の存在感に驚かされるような話しをしています。
かつては、広島などからのオファーを受けた年もありましたが、福岡にこだわって戦い続けた城後寿。
昨日の決勝戦のあとのサポーターとの掛け合いでは、「もう、弱いアビスパとはサヨナラです!」と叫んでいました。
そう、城後が戦っていたほとんどのシーズンでは、本当に弱かったんです。
城後が試合後に静かに頭を下げてグランドから下りることを何度も見てきました。
しかし、城後寿のポテンシャルそして考え方は素晴らしいし、何よりサポーターに愛されている。
そしてチャントがかっこいい。
アビスパそのもののような選手が、今日の試合のメンバーから促され、大きくトロフィーを掲げるシーンは、最高でした。
城後寿とともに、アビスパの第2章を歩んでいきたいです。
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