右サイドに張ったクルークスが、ワンステップだけ中央へボールを運び、左足でゴールを狙おうとしたその瞬間を見ただけで、アドレナリンが出てくる。
あのシュートコントロールの凄さは見事だね。
しかし、その見事さ故に相手もきっちり対策してきている。
最終戦のFC東京戦では、マークが厳しかった。
中央を切られたときに、サイドにそのまま突っ込んで、決定的な仕事をどれだけできるようになるかがポイントだと思う。
課題もあるところだが、彼のように、サイドの攻防で、相手との違いを出せる選手はそういない。
来年もクルークスが放つ弾道で、酔いしれたいものだ。