公表されていた札幌の経営情報と選手からの減俸申し出

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アビスパ

2018年の札幌の経営状況が新聞に載っていました。

※()内は、同年度のアビスパの数字

 営業売上 32億3300万(18億3100万)

 人件費支出 15億0200万(9億900万)

 入場収入 6億3600万(1億7400万)

 広告収入 13億0600万(9億9000万)

 物販収入 1億8900万(9700万)

これだけのクラブ経営の体力に差がある状況が分かったところで、

札幌の選手らが、減俸を申し出たことのニュースを聞いて思ったことです。

その減俸額は、約1億円。札幌の総人件費の6.6%ほどになります。

今年の札幌の入場料収入が1/4になった場合、4.77億円の減収になります。

選手への減俸申し出を受けたとしても、3.7億円もショート。厳しいですね。

アビスパの場合は、札幌よりも年俸が低い選手が多いでしょうから、5%減俸くらいから選手会は交渉するのではないでしょうか。

その場合、4500万程度をカバーするのみ。

ただ、札幌に比べると、総売り上げに対する入場料収入の割合が小さいので、ダメージはやや小さい模様。

とはいえ、札幌には3億9200万も提供される(アビスパの額は不明)Jリーグからの分配金や、試合が開催されなかったことに対する広告収入の減額が発生した場合は、かなりの額の赤がでそう。

今後数年間にわたる緊縮財政を行い、盛り返す(借入額の返済をする)ことを想定した予算設定が必要になりそうです。





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