大船渡高校の判断が、さらに高野連の課題をクローズアップする

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試合後に、報道陣からの質問に答えていた大船渡の国保監督に、

客席の中年男性から「甲子園に行きたくねえのか!」ヤジが飛んだのだという。

甲子園を目の前にして負けた試合の直後、こういった言葉を聞くと、泣きたくなる思いだったのではないでしょうか。

このインタビューの場では、

「筋肉の張りとか、その程度だと思いますが、特に痛いとかはなかったですが、私が判断しました」

と、大人の対応で登板させなかった理由を説明していましたが、

夜のニュースではこのことがひっきりなしに紹介され、事が大きくなっていると判断したのか、

朝の新聞では、「24日の準決勝前に右肘の内側に違和感を訴えていた」ことが報道されていました。

佐々木にとっては、延長12回194球を投げ抜いた試合が痛かったと思います。

この試合を無理に勝ち抜いた形になってしまい、トーナメントの後半は連投が難しくなりました。

そして、決勝戦の前に休みを設定する日程を組めなかったこと。これが一番問題です。

球数制限の議論も必要ですが、それよりもまず日程の調整こそ急務と思われます。

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