最下位から優勝にまで上り詰めた劇的なシーズン。
その要因は以下のものだと思います。
1、上沢の補強
去年9勝を上げて、今年はもっと勝ってくれると見込んでいたスチュアートがまさかのケガ。かなり苦しい先発投手のやりくりが必要になるはずだったところで、上沢が1年間しっかり投げてくれたことが大きい。上沢が貯金を6も作ってくれるとは想像していませんでした。
そして、モイネロ・有原・大関が実力通りの結果を残してくれたおかげでもあります。
2、川瀬のアレ
借金7と どん底だったチーム状況の中で迎えた5月2日のロッテ戦。
2点ビハインドで2アウトランナー無しからヒットがつながり、最後は川瀬の劇的な左中間を破るサヨナラ打。
あれから、チーム雰囲気が変わり、小久保監督も若手に切り替えた柔軟な起用方法ができるようになっていきます。
3、柳町と野村勇がレギュラーに
栗原がケガで離脱するなど一番チーム事情が苦しいときの5月6月に、柳町が打ちまくってくれたことが助かりました。
野村勇は、8月に突き抜けた結果を残します。若い野手の活躍が、チームの底上げに貢献しました。
4、杉山がセットアッパーでフィット
中継で結果を出しているだけでは務まらない難しいポジションですが、杉山は見事に適応。
開幕から7月までで自責点はたった4!新たなセーブ王がホークスから出現できたことは、チームの勝負強さにつながりました。