我々は、ベススタというすばらしい球技場を与えられていますが、福岡市内中心部に専用スタジアムを持ちたいという夢もあります。
そんな状況の中、湘南ベルマーレのスタジアム問題に注目しているところです。
湘南ベルマーレは、2023年5月、約2万人を収容できる新スタジアムを平塚市総合公園内に建設し、建設費の半分を平塚市に負担してほしいとする計画を提案しました。
私も行ったことがありますが、屋根が少ししかなく、スタンドとピッチの距離も遠いスタジアムです。
一方、平塚市は新スタジアム建設に賛否両論ある中で、新スタジアム建設に慎重な姿勢を示しています。具体的には、財政負担や公園利用への影響、また、新スタジアムの必要性自体についても疑問を抱く姿勢を表明しています。
サッカースタジアムを市民全員が、等しく求めているわけではなく、市の人口は25万人ほどしかないため、市の財源は小さいものです。
これは、久留米市の30万人より少なく、博多区だけの人口と同じくらい。
最近、久留米市が大きな総合体育館を建設しましたが、その建設費は86億円で、市はその1/3を負担しています。このくらいが限界でしょう。
サッカークラブが、一方的に建設してほしいと市に意見を行い、市のお金で市の総合公園内に作るというのは、相当に無理がありそうです。
意見が市に通らないのであれば、日本ハム球団のように、市から出ていく判断も有り得そうですが、自前で作ることも相当に困難。
長崎市のスタジアムは、色々コミコミですが、純民生で900億円。広島は285億円。郊外に作った簡素な5000席の今治スタジアムは40億円とのこと。
市と共存共栄できる方策を考えるしかないと思われます。