1,狙いを定めた長谷部監督の引き抜き
去年の11月25日、最終戦で「大改革」の実行を宣言してすぐに、新監督の情報が出てきた。
川森社長の奥様の人脈を活かして、シーズン中から福岡への引き抜きを画策。
この素早い行動が功を奏し、長谷部監督がやりたいサッカーを実現出来る選手にいち早く声を掛け、J2の他のクラブよりも力のある選手を連れてくることができた。
前・遠野・サロモンソンらをいち早くピックアップして連れてきたことがとにかく大きい。
2,故障者の素早いバックアップ
グローリが長期離脱して、急ぎ契約したグティエレスが素晴らしい選手であったこと。
さらに、重廣が疲労骨折すれば、その時点で獲得できるもっとも良いボランチの松本を連れてくる凄さ。
事前にピックアップし、準備しておき、すぐに行動できる体制を整えられていたことが分かる。
3,黒字を狙える経営状況
多くのクラブが、多額の赤字決算を見込んでいる中、これはすごいことではないか。
無理して選手補強しているのではないかとさえ思っていましたが、スポンサー契約数は順調に進み、観客動員数の減少をカバー。
来シーズンに負債を持ち込まないことで、J1に向けた戦力を整えられる準備もできそうだ。