昨年、崎村選手が診断された「オーバートレーニング症候群」とは何なのか。
スポーツなどによって生じた生理的な疲労が十分に回復しないまま積み重なって引き起こされる慢性疲労状態。
・激しいトレーニングによる身体的なストレス
・周りからの期待や本人が過度に追い込んで感じたストレス
・チームメートや指導者との不協和で感じたストレス
こういった「身体的」「精神的」ストレスが複合的に合わさった原因により、生じる身体的症状がでる疾患なんだそうです。
発症すると、
競技成績の低下
疲れやすくなる・全身の倦怠感
睡眠障害・食欲不振・体重の減少
集中力の欠如
安静時の心拍数や血圧の上昇
運動後に安静時の血圧に戻る時間が遅くなるなどの症状
が現れるとのこと。
診断が付きにくい病気のようですから、最初はコンディション不良という一部分だけが目立ち、思い悩むことになるでしょう。
回復には、トレーニングの中止がやはり有効のようで、中止する事で本人がより焦らないよう、周りの理解が重要になってくると思います。
崎村選手には、無理をしないようにということと、次の人生の成功を祈りたいです。
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